特定調停をするメリットは?

 

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債務整理の1つである、特定調停をするメリットとは、具体的にどのようなものでしょう。まず何といっても、費用が掛からないことです。他の債務整理の方法を選んだ場合、弁護士や司法書士に依頼することになりますので、その着手料や報酬として、最低でも20万円ほどかかります。もちろん分割で支払うことが可能ですが、債務整理をするというのは、それでなくてもお金がないのですから、できれば費用が掛からない方法ですませたいという人も多いでしょう。その点、調停の場合は、債権者の数にもよりますが、1万円もあれば十分です。もちろんその分、自分で裁判所に行って申立を行い、期日にまた裁判所に出向いて調停を行うことになります。しかしその場合も、調停委員が取り仕切ってくれますし、また、債権者との同意に達した場合は、すぐに返済計画を盛り込んだ調書が作成され、調停が成立します。
もちろんデメリットもあります。まず申立は、相手方の住所のある地域の裁判所で行うため、債権者が遠方にある場合は交通費がかかります。また、もし調停で同意に至らなかった場合、17条決定といって、調停委員の職権により決定がなされますが、債権者がそれに不満がある場合には、調停以外の債務整理の方法を検討する必要が出てきます。