裁判所の調停とはどんなもの?

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裁判所で行われるのは裁判だけではありません。日々の生活の中で起きるトラブルを、当事者同士で話し合って解決する場も裁判所には設けられています。これを調停といい、裁判所内の専門機関が間に入って話をまとめる仕組みになっています。これを行うには、当事者の一方が申立を行います。申立は裁判所の用紙に所定事項を記入して、収入印紙や連絡用の切手と共に提出します。その後、申立人と相手方とに出廷の連絡が届き、話し合いが始まります。

 

 

 

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通常の裁判のように、法廷に立って証言するということはなく、テーブルを囲んでの話し合いとなり、裁判官と一般人から先行された委員の立会いのもとに行われます。この場合は当事者は相手と同席する必要はなく、思ったことを述べることができます。裁判官と委員は当事者の言い分に法律上の評価を下したうえで、相手との歩み寄りを示唆し、互いに納得できる解決を行う一方で、もし話し合いが物別れに終わった場合には、何度か同じ話し合いの場を設けてくれます。
双方が合意した場合には、調書が作成されます。この調書は判決と同様の法的効力があり、この調書の取り決めに従わなかった場合には、強制執行を行うことができます。また、合意に至らなかった場合には、訴訟に持ち込むことができます。